【 和風じゃぱん レポート 】〜日本の美術 〜


『水墨の風』雪舟と玉瀾 : 等伯と牧谿(もっけい)

わたしのお気に入りの美術館の1つ、それは東京丸の内 帝国劇場のお隣にある「出光美術館」

本日は、その特別レクチャーに参加しました!

《タイトル》
「水墨の風」〜雪舟と等伯が受け継いだもの

日本の水墨画を語る上ではずせないのが
雪舟と長谷川等伯。 
内側の感情までも強い筆使いで表現する雪舟。
そして、独特の水墨表現を突き詰めた等伯

2人が成し遂げた革新の背景には、中国の巨大な伝統があったと考えられます

彼らはどのような画家たちに影響を受けたのか?
そして、それをどんな形で受け継いできたのか?

本日の講座では、単なる画風の影響関係だけではなく、彼らが生きた時代の社会背景や、絵画鑑賞・評価のあり方にも着目し2人が過去から受け継いだもの、そして後世に継なげていってものは一体何だったのか? について講義を受けました。

多彩なスライドを交えて 講義して下さる、
田中伝先生(出光佐三 記念美術館学芸員)の知識量に圧倒されながら、改めて牧谿ら伝説の画家に浸る時間を持てた幸せ。 満ち足りた1日でした。

今日の来館記念のお土産は、出光美術館特製の 酒井抱一のクリアファイルにしました

まだ余韻にしたっている帰り道、近くの「某 お茶屋さん」が開いている喫茶店に寄り道。
大好きな 美味しい『玉露』を堪能しながら 今日の鑑賞した 水墨を思い出しながら まったりと…

まさに 和風三昧、贅沢な丸の内の 午後でした

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